フミコの日常・泡のような日々

クローン病をもつ社会人のブログです。健康のこと、仕事のこと、家庭のこと、キャリアのこと、なんでも思ったことを書いてます。

2/18 ライフ・シフト第7章

以下は、「ライフ・シフト」の自分用メモである。それゆえに、引用部分の明示や必要な概念の出典を示すことはしない。しかし、自分の感想を除けば、内容は全てライフシフトに書いてあるものである。

 

第7章 新しいお金の考え方 には下記のことが書いてあった。

・長期的な資金計画を立てよう。

なぜ資金計画を立てなければならないのか?それは、第一に、人生の途中で学び直しや新たな挑戦をするべきときに、必要な蓄えがなければ実行できないからである。第二に、労働を終えたあとの生活に必要なお金がなければ、貧しく不満足な生活を送るはめになるからである。

 

・ありがちな現実逃避
しかし、適切な資金計画を立ててそれを実行することは、難しい。えてして人は、下記3種類の安易な解決策に飛びついてしまう。①現役引退後に必要となる所得の水準を低く見積もってしまう、②(家を買う場合)持ち家の資産価値を担保にして借入れによって資金調達できると考える、③投資のリターンを過大に見積もってしまう、の3つである。①若者の僕が、今とは健康状態も余暇の過ごし方も人付き合いの仕方も異なるであろう老後の生活について、主観的に見積もることはできない。②持ち家を担保に生活資金を借り入れるというが、そもそも持ち家を得るためにも借入が必要となるため、その返済額が現在の収支に影響してくる。③誰もがウォーレン・バフェットのような運用をすることができると考えてはならない。投資利回りは、保守的な予測をすべきである。(一般的な投資利回りの水準を調べておくこと)

 

だから、お金に対する自己効力感と自己主体感(この2つの言葉は、本の前半部分で定義されているとのこと)を高めてお金の問題を解決するのだ。

 

・お金に関する自己効力感を高める

自己効力感を高めるためには、まず前提として金融リテラシーを高めることが必要だ。金融リテラシーのレベルは、「ビッグ5」とよばれる以下の質問に答えることで自己診断できる。

Q1;あなたが銀行に100万円預けていて、利息は年に2%だとする。預金を引き出さない場合、5年後にはいくらになっているか?

Q2;預金の利息が年に1%で、インフレ率が年に2%だとする。1年後、あなたがその口座のお金で買えるものは増えるか、変わらないか、減るか?

Q3;「1つの企業の株式を購入することは、投資信託を買うよりも一般に安全性が高い」、この主張は正しいか、間違っているか?

Q4;「15年物の住宅ローンはたいてい、30年物の住宅ローンに比べて月々の返済額は多いが、返済する利息の総額は少なくて済む」、この主張は正しいか、間違っているか?

Q5;金利が上昇したとき、債券の価格はどう変化するか?

(日本では質問を受けた人の25%が3問すべてに正解するらしい、僕は4問正解だった)

 

・3つの基本的な方針

金融に関して、市民が犯しがちな過ちのパターンがある。①株式への投資が少なすぎること、株式投資していても十分に分散していないこと、②株式投資の際になじみのある企業や近くにある企業の株式に投資する傾向が強いこと、③勤務先企業の株式を保有しすぎること(勤務先企業の株価とその企業での雇用によって得られるキャッシュフローはリスクが全く同じである)、④値上がりしている資産を売却し、値下がりしている資産を保持し続ける傾向があること、⑤投資資産を放置しがちなこと。(転職によって企業型確定拠出年金が変わるのだが、人事に書類を出したはずなのにネット上ではまだ未移管者の扱いになってしまっている。早急になんとかしよう)金融資産運用においては、以下3つの基本的方針に従うこと。①リスク分散のために投資対象・ファンドの運営会社を分散させること、②引退が近づいたときにはポートフォリオのリスクを減らし始めること、③資金計画の目的を、資産の市場価値最大化ではなく引退後の安定した収入の確保に置くこと。

 

・長寿化による変化

マルチステージの時代には、資金計画は2種類の目的を達成しなければならない。老後の所得確保と、(中年期で学び直しをするなど)移行期間への備え、の2つである。長寿化は資金計画に以下の変化を与える。

メリット

デメリット

勤労年数が増えることによりローン返済を長期間に分散できる

長い人生の間に所得の変動が増えるため、返済額に柔軟性を持たせる必要がある

人生が長くなると、リスクのある行動に乗り出せる機会も増えるし、裏目に出た場合に挽回する時間的余裕も生まれる

 

長寿化はポートフォリオ分散投資とリスク受容のあり方を変化させる、ということを自覚すること。このことは、必要とされる金融商品の姿も変えてしまう。

 

なお、ファンドに資産運用を依頼するときは、初年の手数料よりも、毎年の維持手数料を重視すること。

 

・お金に関する自己主体感を高める

双曲割引の考え方によれば、人は遠い将来のことには辛抱強いが、近い将来のことに我慢することは難しい。これが、貯蓄やダイエットを失敗させる原因の1つである。これに対処するためにできることは以下のことがある。1つは、将来の自分と現在の自分との間で1つのアイデンティティを形成すること。それは、老後の自分と現在の自分との間で対話をすることである。もうつは、双曲割引の性質を利用すること。収入から自動的に貯蓄するよう手続きをし(今日貯蓄するのは難しくても、来月から貯蓄するよう手続きすることは比較的たやすい)、それが実行されたあとは現状の変化は現状維持よりも難しいことを利用して、なるべく変えないようにする。

 

・アクション

ああ、長かった。追加ですべきことは、まず僕と妻で複数の給与振込口座や支払い先が分散してしまっているので、その流れを単純化するよう公共料金支払い手続きや口座間自動送金の手続きをすること。次に、引退後の必要所得が引退前所得の何%かおおまかに把握すること(本の中では50%とある)。今年度中に資金計画関連の手続きは済ませてしまいたい。