クローン病持ちのデータ分析系サラリーマン・フミコの日常

クローン病をもつ社会人のブログです。健康のこと、仕事のこと、家庭のこと、キャリアのこと、なんでも思ったことを書いてます。

1/30 妻からの誕生日プレゼント

今日は僕の28歳の誕生日だった。日中は会社の研修の一環で、TreasureDataのハンズオンセミナー・初級SQLセミナーに参加した。内容の面白さもさることながら、28歳最初の日にこのような過ごし方をしていることが、自分の変化とこれから目指していきたい姿の象徴に感じられて、感慨深い時間だった。研修後は会社に戻り、定時に帰って妻と合流した。いつもより少し贅沢な晩ごはんを食べて、その後喫茶店に行きコーヒーとケーキを楽しんだ。すると、おもむろに妻がプレゼントの包みを渡してくれた。転職と引越をしたばかりで貯金を使ってしまったので、今年は何もいらないよと前から言っていたのだが、思い立って買ってきてくれたようだった。包みの中には、ギフトカードと2種類の香水の瓶が入っていた。

 

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左側は白檀のような香り、右側はスパイシーなインドの香りの香水で、組み合わせて使うとより深みが増すらしい。妻が言うには、変わろうとしている僕にそぐうような新しい香りへの挑戦と、もともとの僕の志向に合うような安らぐ香りの2つを選んだという。香水売り場でとても詳しい店員さんと話し込んで、悩んだ末に選んだくれたプレゼントだった。嗅いでみると、ハードボイルドな無骨さと森林の中にいるような落ち着き、スパイスの甘い爽やかさ、そして古い本の匂いを嗅いだような時間の厚み(黴臭さ)が調和した香りで、すぐに気に入ってしまった。

 

実のところ、最近の僕はこれからの自分のありようについて模索していて、「どんな人間になりたいのか?」「どんな姿を目指すのか?」と自分に問いかけては、答えの見つからない苦しさや空虚さを感じることが多かったのだ。妻は、そんな現在の僕を察知していたようだ。ありたい自分の姿の1つのヒントとして香りから攻めるというのは思い付かなかったが、一見迂遠にみえて本質的な一歩なのかもしれない。人間が五感を持つことに感謝したい。そして香水のおかげで、間違いなく27歳と28歳との間は明確な境界線で分かたれた。僕一人では、そしてこのプレゼントをもらっていなかったなら、到底こうはならなかっただろう。

 

昨夜僕は、「28歳とは・・・!まるでおじさんだ、27歳ならまだ若さが感じられるが28歳という語感は加齢臭すらしてくるよ、こまったものだ」なんて考えていた。だがどうだ?昨夜の僕の頭を殴りつけてやりたいくらいだ。とても魅力的な香りなので、それに見合う男にならなければ、と焦りすら感じてくる。そのくらい嬉しいのだ。思うに、男の28は悩み多き年頃だ。昨年までは、僕自身そういう経緯だったということもあるが、あえてキャッチフレーズをつけるなら「滑り込みの27」とでも言うべき期間だった。20代であることの若さがギリギリ許される年齢だ。だが28歳となったいま、年齢相応の渋さを身に付けていなければならないように思う。これは遍く全ての男性に適用するものではなく、ただ僕が僕自身に課しているに過ぎないが・・・。別に他人であれば28歳だろうが29歳だろうが甘いところがあっても「若いのね」と笑っていられるが、28歳の僕が若さをウリにしたり、言い訳に使っていたりするのはとても許せないのだ。それは、仕事以上にプライベートについてそうなのだ。妻はそんな僕に追い打ちをかけて、さらに品位を高めろと要求しているのだ。それが嬉しいのだ。

 

思わずのろけてしまった。それはさておき、辛い28歳だ。焦りの29歳だ。そして後戻りのできない30歳だ。「人間として」男になりたいし大人になりたい。そのために、とにかく必死にもがくのだ。キャリアではなく人格を磨かねばなるまい。それには単に自己啓発本の受け売りをするのではなく、それ以上のなにかを自らの手でつかまなければならない。この3年間で一つの完成品を創り上げることだ。そして、そのためにはおそらく、これまでの僕の人生になかったものを拾いに行かなければならない予感がするのだ・・・。